こんにちは、ことばです( *´艸`)
「この人、デリカシーない人だな」と思ったり
人から「デリカシーないね」って言われる・・。
あなたにも、経験がありませんか?
この【デリカシー】って、一体なんでしょうか?
今回は「デリカシー」の意味と
どういう行動が、他人にとって嫌われやすいのか
また「デリカシーのない人」と思われないための
改善方法などを解説できればと考えています。
よろしくお願いいたします。
「デリカシー」とは
【デリカシー】の意味は
辞書によりますと
「感覚、感情などのこまやかさ。繊細さ。
微妙さ」ということのようです。
なんだか意味が微妙だなと思うのは
自分だけでしょうか(;^ω^)
「デリカシー」は「デリケート」の名詞形であり
語源はラテン語「うっとりさせるような」
という意味合いのものです。
物質的に繊細なもの、壊れやすいものを感じとり
柔らかく扱おうと苦心する行動を、
いつしか人の性格などに当て嵌め
「デリカシーのない人」などと、
人を表現する言葉としても使うように
なったようです。
心理学的には「デリカシーがない人」に
近い性質を持つ人の特徴として
【サイコパス】共感能力の欠如
【ナルシシズム】過剰な自己愛
【マキャベリズム】手段を厭わない利己主義
の【Dark Tried】を共通項として
挙げられています。
デリカシーに欠ける人の特徴
「デリカシーがない」と言われる人に
共通する行動って、何でしょうか?
冒頭では【デリカシーがない人と言われる】
と書きましたが、実際は面と向かって
言われるような言葉ではないかなと思います。
「デリカシーがないね」って、結構な悪口です。
大抵の人は、思っても、それをあえて本人に
伝えたりはしないと思います。
「デリカシーがない」と人に伝えるような人もまた
「デリカシーに欠けている」と、言わざるを
得ないからです(;^ω^)
【デリカシーがないと言われる行動】
①相手の体形や容姿を話題にする
➁一方的に喋る、話を聞かない
③立場をわきまえない、しない
①人の体系や容姿をどう感じるかは
「個人の主観」に寄ります。
例えば「ペットボトルの形状」を
「意識して見たことない」人が多いなかで
「美しい」と感じる人「繊細」と感じる人
また「醜い」と感じる人なども、
少数ながらいらっしゃいます。
ですがこれは「個人の主観」ですので
公の場で、あえて話題には出しませんよね。
もしも職場などで「俺はペットボトルの形。
あれが正直、気持ち悪くてさ」とか
「あのフォルム、感性を刺激される!」みたいな
事を、一般のコミュニティで言い出す方って
「変わってるなぁ」って思いませんか?
人の容姿などを、積極的に話題に出す方は
これと同じ事を【さらに難しいモチーフで】
していると、考えてみて下さい。
そして、そういう方は「悪感情」を
喚起させる言い方をする事が多いです。
余程の語彙と、豊富な表現、そしてユーモアが
なければ、人の容姿を話題にして、
その場の主導権を握ったり、相手に好印象を
与えるなんてことは、
出来ないと思っておいた方がいいかなと思います。
➁言語によるコミュニケーションは
「対話」によって成り立ちます。
「自分ばかり喋る」という状況は
対話が成立しているとは言い難く
「相手」にとって、会話の満足度が
高いとは言えない状況になりやすいです。
また「人の話を遮る」
「相手の話題に乗っかって、
そのまま自分が喋ってしまう」ことも
相手や周囲にとって「この人デリカシーないな」と
思わせてしまう要因になります。
③自分が所属している会社で、
役職者や上役にも「自分の友達」のように
接してしまう方がいらっしゃいます。
これは「あえてそうしている」方や
「会社の社風」などで敬語を使わないように
言われている所など、その方のキャラクターや
会社の環境にも寄りますが
「その人の立場を尊重した態度」を
取った方が「礼儀正しい人」「信頼できる人」
のように、周りが評価してくれる確率が高いため
結果的に、自分にとってプラスになります。
【デリカシーがない】と思われないために
相手に「デリカシーがない人」と
思われないためには、何に気を付けたら
良いのでしょうか?
これは、自分の経験をもとに
お話をさせて頂きますね(*´v`*)
①何かを表現する時は、言葉を尽くす
例えば、相手の容姿をどうしても褒めたい時
(相手に自分を覚えてもらいたい時とか)
「かわいいね」「きれいだね」みたいな
【簡単な表現】では、聞き流されるどころか
「なんだこいつ、きもっ」みたいに、
逆に相手に不快感を持たれてしまう場合が
多いです( ;∀;)
特に男性が、女性の容姿を口に出す場合などです。
※基本的に女性は、好意のない男性には
【何をされても】嬉しいなどと思いませんし
逆に不信感を持たれてしまいます。
ですので褒めるのなら「容姿」ではなく
「内面的要素」や「実際の作業」を
褒めた方が無難です。
(ある程度関係性を築いた上で、ですが)
「〇〇さん、いつも助かっています。
今日のあの仕事は、〇〇さんだったので、
安心して任せる事が出来ました。
その柔らかい気配りと感性、
自分も見習います」
みたいなことを真面目に言ってみて下さい。
相手は「あ、ありがとうございます」
というしかないと思います。
・・あっ、これ引いてるのかも知れません!
そういえば、自分がコミュ障でした。
参考にならないですね(;^ω^)
反面教師にして頂ければ幸いです。
ぼくのことはともかく
どういった状況でも「言葉を尽くす」のは、
良い結果に繋がる事が多いですよ(*´v`*)
自分的には
「相手との文章のやり取りでは
相手の文章量と同等か、
それ以上の文章量で返信する」ということを
常に意識しています。
これも勝手なこだわりです💦
➁「話す」より「聞く」
会話は「相手のお話を引き出し、聞く」ことが
出来れば、大成功です。
「自分の事を伝える」のは「求められた時」
だけでもいいのかなと思います。
「自分語り」は楽しいので、難しいですよね💦
「相手の自分語り」を「楽しそうに聞け」れば
「デリカシーのない人」などと思われることは
きっとなくなりますよっ(#^v^#)
③相手の状況に合わせた対応をする
これは「空気読み」の能力とも言えますが
上司と個人的に仲が良いのであれば
職場でも「相手が良ければ」二人きりの時は
ため口でも良いと思います。
気を付けないといけないのは
例えば本社から、上役が職場に
来ている時も「上司に普段と同じように接する」
ことです。
こういう時、誰が一番怒られると
思われます?
そう「仲の良い上司」ですよね(;^ω^)
本社の上役から、職場の上司が
「お前は普段、職員にあんな態度を
取らせていて、何を考えているんだ」
「指導もまともに出来ないのか」
なんて、言われかねません💦
「仲が良い」方であれば、そんな人に
迷惑をかけないためにも
自分の「公」と「私」の態度は常に
意識しておきたいものですね。
ま と め
今回は「デリカシー」について
その意味と「デリカシーのない人」について
書かせて頂きました。
「デリカシー」とは
「デリケートの名詞形」で
「繊細さ。感覚や感情の細やかさ、
微妙さ」を意味する言葉です。
「デリカシーがない」とは
「感覚や感情に対する配慮を欠いている状態」
というわけですね。
「デリカシーのある、なし」の判断基準に
絶対的な物差しはなく、個人の主観に寄ります。
「ここまではOK、ここからはNG」という
ラインを、関係性の中で判断しながら
「ギリギリを攻める」のが「芸人さん」だったり
「話術に長けている人」なのですね。
個人的には「話術スキル」って万能で、
コスパも汎用性も最強だと思っています(*´v`*)
今度生まれ変わったら、話術を勉強して
「ことばさんって面白ーい!」って言われるような
人生を送りたいなと思っています。
・・いや今からでもいいじゃん!
はい、今日もまた、ひとすべり。
読んでくださって、ありがとうございました。