はずかしことは
こんにちは、ことばです( *´艸`)

あの・・すみません💦
突然ですが、あなたは
例えば友達の家とかで、急にもよおした時に

「ちょっとおしっこ・・」とか
「うんこしてくる」とか言えますか?


それとも「ちょっとトイレ借りるね」って言って
濁すタイプですか?

はたまた、報告せずに行きますか?

友達との関係値でも
変わるとは思いますけれど・・

あ、あと「下ネタ」って言えますか?

例えば「性的な行為」を言葉で表現したり
説明したりできますか?

ぼくは無理です。

自分がそういう言葉を口にしているのを
想像するだけで、意識が薄れます。
ほんっと気持ちが悪くて。自分が。

でもテレビとかで他人が話す下ネタは
特に何も思わないです。

芸人さんとか、唐突に下ネタをぶっ込んだり
されますよね?
ああいうのは、特に何とも思いません( *´艸`)

多分あれも技術だと思うのですが、唐突に見せて
やっぱり大半の芸人さんは間とか、タイミングが
とても上手なんでしょうね。
笑ってしまいますもの。

・・えっと、今回のテーマは
「恥じらいをずっと持ってしまうことに
意味があるのか、ないのか」

みたいな内容です。

これも悩みといえば悩みなのですが
今まで、あんまりちゃんと考えた事は
ありませんでした。

でも、この悩みも言葉で表現しておけば
何か意味が生まれるかも知れないと
考えたので、してみますね。

このテーマで、あなたに何かを
感じて頂けるのか疑問ですが・・笑
もし良ければ、読み進めて頂けると嬉しいです。

よろしくお願い致します( *´艸`)


 

【恥じらいとは】

ちなみに、ぼくは男性で
年齢もそれなりに重ねています。

おっさんのこんな話、まじで誰が興味を持って
読んで下さるんだと
、ちゃんと思っていますからね。

えっと・・
「恥じらい」という言葉の意味ですが
そのまま「恥ずかしがる」という事です。

含羞(がんしゅう)という言葉もあります。
文章語(文学などで使用される言葉)です。

「彼女の頬に含羞の色をみた」みたいに
使うそうです( *´艸`)情緒がすごい。

含羞に「む」の送り仮名をつけると
含羞む(はにかむ)と読むのだそうです。

照れる表現って、顔を赤らめて困ったような
笑顔を浮かべているイメージが、ひとつありますが
そういう感じなのかな?

日本語の難解さ、巧みさにはいつも驚きます・・!

たぶん一般的に「恥じらい」というものは
思春期辺りで、ある種のピークを迎えて
人生経験を重ねていくうちに、次第に
薄れていくものなのかなと思っています。

他人様の事は、何一つ分かりませんので
自分を例に、伝えさせて頂きますね。

何不自由なく育てて頂いた自分でしたが
残念ながら、幼少期から青年期に至るまでに
確固たる自己肯定感を得る体験が
上手に獲得出来ませんでした。

その結果、どうなったかというとですね

学生の頃から、ろくに友達を作れずに
過剰な自意識から登校拒否になったり
「なんでぼくみたいな人間が生きているんだ」
みたいな、内罰的な思考になってしまいました。

「人と関わる機会」を損失し続けた結果
自分の表現方法が分からない人間になり

その結果の一端として、今現在まで
「恥じらい」という感情を保持したまま
歳を重ねている状態と、相成りました。

理由は分かりませんが、今も手汗がすごいです。

自分の中の、触れたくないものに
無理やり触れているような感覚なのでしょうか。

ですが、ここで自分と向き合っておかないと
今後、健全に人間関係を構築する事なんて
出来ないような気がします( *´艸`)

【性の喜び(が分からない)おじさん】

例えば子供の頃「友達とエロ本を回し読み」したり
クラスメイトと「可愛い女子ランキング」を
発表し合った経験は、自分にはありません。

あなたはありますか?

ある方は羨ましいです。自分も友達と、
ざっくばらんに異性への想いを
語り合いたかったです・・。

たぶん、世の男性はそういう体験を経て
自分の中に「恥じらいの線引き」
するものだと思うのです。

女性は少し違うのかも知れません。
ちょっと分かりません。

「恥じらいの線引き」とは

「ここまでは言っても恥ずかしくない」
「ここまでは、この行動をしても平気だ」
みたいな「自分の中の恥ずかしさの基準」です


想像してみて欲しいのですが

あなたが「俺は〇〇(異性の名前)が好き!」と
最初の友達に初めて伝えた時に

「初めての行動に対しての相手のリアクション」って
めちゃくちゃ重要では、ありませんか?


相手が「おーわかるわー!」みたいに
肯定してくれるのと

「・・うわっキモ・・」
みたいに、肯定でも否定でもなく
「自分の存在に対しての一撃」
のようなリアクションをされるのでは

以後の自己表現の発露自体が
変わってきてしまうのではないでしょうか。


何が伝えたいのかといいますと
ぼくが今も過剰に恥じらいを持っている
理由のひとつに

「恥じらいの線引き経験がなかった」ことが
挙げられるのではないかなという事です。

自分の事ですので、どうしてもネガティブな印象で
伝えてしまいます。フラットではなくて
申し訳ないです。

では「恥じらいを人より感じてしまう人」に
何かメリットは存在するのでしょうか?

【恥じらいのメリット】

「恥」という感情は、人間社会で秩序を乱さずに
他人と共存していくための「防衛機構」の
ようなものだと思っています。


その理由は、発露が
「外界からの刺激」ではない点です。

怒りや悲しみは、他人の行動や言動
環境の変化に影響されて発露する
いわば「外界からの刺激で起こる
感情表現」
が常であるのに対し

「恥」という感情は、発端は
「外界からの刺激」かも知れませんが


次第に「自分が勝手に想起した結果
その感覚に陥るもの」
だからです。

「恥」という感情は、様々な行動の
強力なストッパーになります。

人は少なからず「恥ずかしい」という感覚を
自身の体験から学んでいます。

運動会の徒競走で、自分が一番足が遅かったり

全校集会で、他の生徒の前で先生に厳しく指摘されたり

学校のトイレで排便をした事を言いふらされたり

クラスでペアになって行う活動で、自分だけあぶれたり


そういう悲しい体験の中で同時に
「恥ずかしいという感覚」も味わいますが
その想い出を想起する時
「もうこんな気持ちを味わいたくない」

以降の自身の様々な行動や思考に
影響を及ぼします。

「恥ずかしかった記憶」が、その場所に
強力なゴム付きのフックとなって
設置されるようなものです。


一度恥ずかしい体験をすると
その場所から踏み出す事に躊躇いを覚えるため
同じ行動を起こす事に、他人に比べて
余分なエネルギーを使ってしまいます。

ただ「恥じらい」は、人が規範を持って生活する上で
有用なストッパーの側面も持ち合わせています。

他人に対して「恥ずかしい」と思うから
大半の人は、モラルやルールを逸脱せずに
社会の中で、他者と共存していけるのだと思います。

集団で生活していく中では、「恥」という
感情は、なくてはならないものなのですね。

【異性への恥じらい】

あなたは、男性ですか?女性ですか?

ぼくくらいの年齢で、ぼくのような
精神性の人間に
お会いした事がないのですが

多分ぼくと同年代くらいの方は、皆さん
「恥じらい」と上手にお付き合いして
社会で生活をされているのだろうなと
思っています。
 
自分の話ですが
異性のお友達とお話していて
その方が「ちょっとおしっこ」と
席を立った事がありました。

この時、あなたはどういう気持ちになりますか?
・・まあ、友達との関係値によりますよね💦

ぼくはその時、心の臓がビクッとなりました。
「このひと、女性なのに・・!」と。

ポリコレやジェンダーにおける表現の配慮に
著しく欠けた自身の価値観が、首をもたげました。


『えっトイレでいいのにっ、なんでわざわざ
おしっこなんて恥ずかしい言葉を言ったの?
恥ずかしくないのっ?』

みたいに、内心とてもドキドキしました。

言葉にはしていません。

また、話題の中で「この間さぁ、いきなり変態に
お〇〇〇!(放送禁止用語)って言われたんだけど
どう思う?ありえなくない?」

みたいな話題の時は、たまらず
「ちょ・・なにを言っているのですか!
そんな直接言葉にしなくてもいいでしょ!」


と、感情的に言ってしまいました。

相手は「え?私が言ったんじゃなくて、変態が
言ってきたんだけど」
みたいに言っていました。

「でも、もう少し伝え方に恥じらいを・・」
みたいに伝えたのですが
「いや、しゃーなくない?相手が言ってきたのに。
じゃあなんて言ったらいいの?」

と言われましたので

「いや、まあ分かんないですけど・・」
と返答するに留まりました。
お察しの通り、ぼくは
異性に幻想を抱いているタイプの
重度のむっつりです。


このように(?)ぼくと同年代、もしくは年齢が
下のひとでも「何が恥ずかしくて
恥ずかしくないか」
の線引きが
出来ている方が大半です。

ぼくに友達が出来ない一番の要因は
こういう所にあるのかも知れません。
というか、こんな人間と話して
なにが楽しいんだ
という感じですね。

文章に起こすと改めて感じます。

【まとめ】

 今回は「恥じらいを持ち続けることに
意味はあるのか」
という内容で
書かせて頂きました。

(強引に)まとめますと
「恥ずかしいという感情は、人が社会生活を
営む上では必要不可欠なものだが、過剰になると
自身の成長を阻害したり、心を許せる友達や
パートナーを作りづらくなる」


という感じでしょうか。

・・ただスケールの小さい
自分語りをしただけでしたね。

でも恥ずかしがる異性を見るのは
嫌いではないんです、これが。
あなたもそうでしょう?


・・ことばでした( *´艸`)
読んで下さってありがとうございました。