おりあいことは
こんにちは、ことばです( *´艸`)

今回のテーマは「上手な折り合いの付け方」
についてです。

【折り合いとは?】

「折り合い」の意味ですが
交渉などにおいて、互いにある程度譲り合って
双方が納得できる妥協点を定めること。

互いに意見が対立しないポイントを見出す

とあります。

仕事が嫌になる時って、大体のケースで
「〇〇と折り合いが付かなくなる」場合なのかな
と、思っています。

自分の周りの方々は、大概がそうでした。

ぼくは、今までのバイト歴も含めて
自分から「退職」を選んだ経験はありません。
使い物にならなくて
クビになってばかりでしたので。


今は介護職ですが
介護の業界に入って、まず驚いたことは
「○○が納得出来ないから辞めます」
「○○さんと合わないので辞めます」という
理由で、退職を選択される方が、
とても多いと感じたことでした。

飽くまで主観ですが、他の職種より
「折り合いがつかなくて辞める」という
ケースが多いように思います。

それは、介護士の慢性的な人材不足で
職場を吟味出来ること

(施設に寄りますが)無資格でも働けるなど
採用の間口が広いので、自分に合う職場探しも
比較的容易であることなどが

比較的簡単に、合わなければ別の職場を探そう
思う要因となっているように感じます。

【仕事はしんどいもの】

介護に限らず、仕事はどうしても
継続することが、しんどくなる時もあります。

同僚、部下、上司との人間関係を筆頭に、
モチベーションの低下、環境の変化、
異動、栄転、左遷・・

そんな時、自分の気持ちと上手に折り合いを
付けることが出来れば
、退職を選ばなくとも
なんとかなる・・かも知れません。

あなたのなかの「常識」って、なんですか?

誰かに質問した時に
「そんなことも分からないの?」って
言われてしまうようなこと全般が、
「常識」というものかも知れません。


「常識」は、仕事では如実に表れます。

例えば、グループホームで勤務される
男性介護士の中には、最初は
お米のとぎ方、洗濯物のたたみ方
洗濯機の使い方
など、日常的なあれこれが
分からない方が、いらっしゃいました。

これらは、女性介護士の多くの方には
「常識」の範疇かと思います。

ですが、例えばこれを指導の時に
「え、洗濯機も使ったことないの?」
というリアクションをされると、やっぱり
その方には辛いわけです( ;∀;)

その逆に、洗濯機は使えるけど
パソコンが苦手・・という方も
いらっしゃるかも知れません。

もしパソコンの使い方を指導される時
「え、電源の付け方も分からないの?」
みたいなリアクションを取られたら
腹が立ちませんか?

「自分が知っているだけで、それが
なんでも常識と思うなよ」
って!

「常識」という言葉には、罠が潜んでいます。

お互い、全然折り合いがついていないのに
この言葉だけで、無理やり物事を
着地させようとすると、
トラブルの元になります。

【言葉を尽くすこと】

介護の職場では、申し送りという
業務があるのですが
利用者様の周辺症状を説明するとき

暴力を振るわれ、暴言を吐かれた」とか

割と大きめの独語でした」とか

「あの人の物盗られ妄想は、かなりヤバい」みたいな
表現を多用される方がいらっしゃいます。

「常識」と同様、こういうあいまいな表現は、
認識の齟齬を生みやすいです

人により「暴言、暴力と感じる度合い」は
全然違います。

「死んでしまえ!!」は暴言ですか?

「馬鹿」は暴言ですか?

「身体的特徴を揶揄する言葉」は暴言ですか?


「あなたにとってどうなのか」
お互い分からない以上、物事を伝達する時は

例えばですが「○○と言われました」
「右手で背中を強く押されました」
のように、状況をなるべく言葉を尽くして説明したり
正確な表現を使うようにするなど、

「どうすれば状況を正確に伝えられるのか」を
心がけたいものですね( *´艸`)

【まとめ】

今回は「折り合い」の意味と
「常識」という言葉に潜む齟齬という罠に
ついて、書かせて頂きました。

人と、折り合いが付かなくなると
辛く、苦しいものです💦

この苦しさを少しでも解消するために
相手の事を知ろうと努力したり
理解しようと努めます。

人の相互理解が少しでも進み
気持ちのすれ違いから生まれる
悲しい事件が減ればいいなと願う、ことばでした。

読んで下さって、ありがとうございました( *´艸`)


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